The Sunday Times, 27 Feb 2005
1 Mar '05 Update
【抄訳】 玩具メーカHasbroは歯みがき時にアゴの骨をヘッドフォンとする計画を発表した。"Tooth Tunes"は歯ブラシの毛先が当たると、音楽がアゴの骨を伝わって内耳に直接届く仕掛けになっています。
充電池駆動の歯ブラシはマイクロチップが搭載されていて、音楽を記録することが出来ます。近くの人にはブーンという音しか聞こえませsん。
メーカはこの装置が歯ブラシの動機づけになるのではと期待している。
【解説】音や信号を直接振動にて伝える手法は、様々な分野で開発されています。補聴器から機密情報を伝える手法までいろいろと考えられています。以前にも話題にした携帯電話もそうですね。原理的には糸電話と同じ仕組みです。
デジタルミュージックはアップル社製の"iTunes"と"iPod"によって流行し、普及した感があります。"Tooth
Tunes"もそれにあやかったのかどうかは定かではありませんが、骨伝導と歯ブラシを融合した製品になっています。
気になるのは2分間という演奏時間と子供向けと言うことです。2分間という演奏時間は余りに短いのですが、子供の動機づけという点では妥当なところでしょうか。後は曲目が追加選曲できたり、シャッフルやDJモードなどがあると楽しそうです。ただ歯ブラシは水物なので、この辺りは難しいでしょうか。ぜひ実物を見てみたいものです。