呼吸器疾患
1. 気管支喘息
気管支喘息はアレルギーが原因していることが多くあります。
可能であればアレルゲンのチェックをしてみて下さい。
治療の過程でステロイド剤が長期間使われていることがあります。
ステロイド剤の長期使用は、ショックや治癒不全・感染を起こしやすくなっている危険性があります。この場合にはより一層の慎重さが求められます。
詳細について事前に歯科医にご相談下さい。
【チェック事項】
a. 携帯薬の確認(発作時の噴霧吸入薬)
b. 発作時の対応は
c. 現在のコンディション、治療内容
d. 使用薬の確認(特にステロイド)
e. アレルギーの有無
問診では以上のことが尋ねられます。分かる範囲内でお答え下さい。もちろんご本人にも分からないところもあるかと思いますので、その際はお気兼ねなくご相談下さい。
【歯科治療との関係】
a. 気道の過敏性に対する対応
b. 水平治療位が苦しくないか。
c. 痛み止めに対する注意事項(アスピリン喘息の場合)
d. ステロイド剤を長期に使用している場合には、感染に対する配慮
e. 低酸素症に対する対応
f. 外科処置を伴う時には、術前のステロイドの増量に対する考慮。
【歯科治療との関係】
a. 薬剤に対するアレルギー、喘息の誘発性などを考慮します。
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K. SAKURAI.
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