はじめに/ 必要性/ 検診前準備

お子さまの初めての歯科検診について


歯医者で聞く子供の叫び声、鳴き声は他の子供にも大人にも不安にさせるものがあります。もちろん子供の泣き声は恐怖感から来るものであり、ちょっとした刺激に過大に反応してしまうことがほとんどです。

これはお化け屋敷などに入って、おどおどして身が縮こまっているところに、ささいな刺激(風を掛けられる、予期せぬ所から人(おばけ)が出て来る)があると、悲鳴を上げてしまうことと、似ています。

現在の歯科医療は、歯科検診がお子さんにとっていい経験ができるような配慮をしています。お子さんに分かるような簡単な言葉を使ったり、実際に見せたりすることで、歯科医が何をしようとしているかを教えています。つまり、これからすることに対しての事前知識を与えてあげているのです。お化け屋敷なども事前に何が起こるかが分かっていると、怖くなくなってしまうことと同じ事ですね。


歯科治療に対する恐怖心は本能的なものでは決してありません。子供が実際にひどい体験を受けたことがない限り、または他の人からそのような体験を聞いたことがない限り、子供が歯科治療を怖がることはありません。子供が初めて歯科医を訪れる際に、保護者が子供へかける言葉や行動によって、子供が非常にいい体験をえることもできるのです。


ここでは、どのようにしたら子供が心地よく歯科医療を受けられるかについて、お話を進めていきます。

 

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