歯みがきの順番

 

歯ブラシは、磨き残しのないように一本ずつ奥から順番に磨くようにします。

歯ブラシの難しい場所は歯の裏側です。利き手が右手の場合、とりわけ難しいのが右の奥歯の裏側になります。歯ブラシの方法になれてきたら、一番難しいところである右の奥歯の裏側から始めましょう。これは集中力が一番高く疲れていない状態で、難しいところに取り組みたいからです。慣れないうちは簡単なところから始めると良いでしょう。簡単なところが出来るようになったら、難しいところも挑戦してみましょう。


ひとによってはお口の奥に歯ブラシを入れるともどしそうになる方もいるかと思います。そのような方は上下左右とも奥歯から歯ブラシを始めて、前の方に向かって順番に磨いて下さい。ゆっくりと奥歯の方に歯ブラシを入れ手前の方に動かした方が効果的です。前歯の方から歯ブラシを進めていくと、奥歯に当たるたびにもどしそうになるので、これでは歯ブラシ自体が効果的ではありません。嘔吐反射のある方は奥歯から前歯の方に向かうように歯ブラシをしましょう。

 

親知らずがなければ、大人の歯はすべてある人で28本です。一本あたり10回ごしごし磨いて、裏表を磨くと、

560回です。

1回 0.5-1秒なら、5-9分かかります。
鏡を見て確認しながらですと、もう少しかかります。
歯並びのよくない人ですと、さらにもう少しかかります
いすにでも座って、じっくりとしてみましょう。

 

次は右の歯の磨き方です。

 

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