根の治療　-髄腔開拡-

　

1.はじめに
2.髄腔開拡
3.根管拡大
4.根管充填

　

	要旨 　歯の中にある空洞部分が上から見えるようにまず穴を開けます。以後の操作に対し、細かい治療が出来るように下準備を行います。

広範囲に渡って歯に穴ができていたり、歯が柔らかくなっていたりします。治療では、まず明らかに崩壊している部分を削り取っていきます。いわゆる歯の神経の部分（歯髄）にまでむし歯によって侵された場合、この部分の空間（髄腔）をもきれいにしていくことが求められます。

外側から歯の中を一望できるように削り取り、髄腔と呼ばれるところを露出させます。この部分をしっかりと出して、以後の操作に対し、治療器具が入りやすくし、細かな操作ができるようにします。

治療の概要を見てみる

その後、いわゆる歯の神経の通り道である管をきれいにします。

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