根の治療 -根管充填-

 

1.はじめに
2.髄腔開拡
3.根管拡大
4.根管充填

 

要旨

 清掃消毒した管に対し、隙間無く緊密に詰めていきます。管の形態に合わせるよう、詰める際に力を加えたり熱を加えたりします。

 

管を清掃、整形した後、可塑性の材料とセメントと呼ばれる接着剤を使ってしっかりと封鎖します。


可塑性とは形が変わる性質のことをいいます。歯の長さに合わせた芯となる材料に力を加えて管の壁に材料を押しつけたり、熱を加えることにより材料を溶かして管の壁に密着させたりします。セメントは管の壁と芯となる材料を接着する役割を果たします。また芯となる材料を押しつけることによって、セメントは芯となる材料が入らないようなさらに管の細かい場所にまで入っていきます。

 

前へ

Home

Copyright © 2002-2011 by Dr K. Sakurai, Ko Djeng Dental Centre Pte Ltd. All rights reserved.
All articles, including photos, illustrations and animations, are produced by K. SAKURAI.
記事についてのお問い合わせはメールにて対応致します。