かぶせもの -金属の土台-
1. はじめに
2. 金属の土台
3. クラウン
4. ブリッジ
要旨 歯が大きく欠けて歯の中の処置を行った歯は金属の土台を入れて補強します。 |
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歯が大きく欠けて歯の中の処置を行った歯は補強のため、金属の土台を入れることがあります。金属の歯を支えるのに十分な歯の厚みが得られない場合には、金属の芯棒を含んだ土台となります。
いわゆる差し歯という言葉は、金属の土台の芯棒が一体となったかぶせものの歯のことをいいます。現在の治療では土台とかぶせもとは別に作ります。金属製のものを作るとき、我々は一度金属を溶かした後型に流し込んで金属のものを作ります。金属は冷えて固まるときに若干縮むため、大きくて厚い金属を作るときには、寸法精度が悪くなることがあります。そのため一度に全部を作るのではなく、金属の土台とかぶせものを別々に作り精度を高めているというわけです。また残っている歯をなるべく活用する、かぶせものを外れにくくする、といった効果もあります。
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