はじめに/ 歯の破折/ 歯の動揺/ 歯の脱落/ 予防

17 Sep 2003 Update


歯の破折
 子供の怪我で歯が折れるのは、とくに上の前歯になります。


 歯が折れている場合には、いつ歯が折れたのか、痛みの程度、折れた歯のかけらはあるのかを聞いて下さい。


 折れた歯のかけらがある場合には、生理食塩水中(0.85-0.9重量%)*に浸している状態で持ってきていただければベストです。保存状態がよければ、その破折片を歯にもどすことも可能です。破折片がない場合には、詰め物で対応します。


 ひどい痛みを伴っている場合には、痛み止め(小児用パナドール、小児用バファリンなど)を服用して下さい。歯科医の診察により、いわゆる歯の神経が露出している場合には、歯の神経の治療が必要になることもあります。


*生理食塩水(saline)は市販の物をお使い下さい。ご自身で調合する場合には0.85-0.9%になるようにしてください。塩分量が多すぎても少なすぎてもよくありません。

 

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